[コメント] 羊たちの沈没(1994/米=伊)
唯一のThirties Century Woulf製作映画。この会社は是非生き残って欲しいものだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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題名を見て分かるとおり、『羊たちの沈黙』を元にした作品だが、『サイコ』もちゃんと入ってるのがなんとなくメル=ブルックスっぽくて良いね(ブルックス本人もカメオ出演してる)。
この作品、のっけから飛ばしてくれる。製作会社が出てくるシーンは有名なMGMの枠の中でライオンならぬオオカミが吠えている。で、その会社名を見るとThirties Century Woulfと言う20世紀フォックスのパロディ…いいんかな。こんなので。それで当然出てくる映画パロディの数々『羊たちの沈黙』と『サイコ』は別としても、『逃亡者』(1993)、『氷の微笑』(1992)、『ミザリー』(1990)、『エクソシスト』(1973)、『ターミネーター』(1984)、『トータル・リコール』(1990)、『アダムス・ファミリー』(1991)、『スリラー』など。馬鹿馬鹿しい引用に笑えるが、これが意外に結構面白い。更にクリントン大統領(当時)とブッシュ前大統領(現大統領のお父さん)のそっくりさんによる下世話な政治劇(怒鳴りあってるだけだが)があったり、往年のスターがセルフ・パロディ的な役を演っていたりと結構見所は多い。有名監督が多数カメオ出演するのも注意されたし。メル=ブルックス、ジョン=カーペンター、ジョー=ダンテ、ジョン=ランディス(この人良く他人の映画に出演するな)、ヘンリー=シルバ等々…
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