[コメント] ランボー3 怒りのアフガン(1988/米)
友情という名の単なる筋肉映画
アメリカ同時多発テロ事件にショックを覚えるに及んで、アフガンを再確認する意味で鑑賞してみました。
相手を人間とは捉えず、まるで『スターシップ・トゥルーパーズ』のバグを殺すかのように、ソ連兵を葬る残虐さ。まさにランボー者です。
冷戦時代が終わり、敵といえる存在が逆転した今、何が正義か解らない故にこういう描き方は慎重さが求められていくだろう。
あの様な家族思いの少年が、何が正しいのかを選択する事も出来ず、ジハードこそ正しい考えと教えられ、やがてタリバンに属する。そして、バーミヤンの石仏群を破壊するようになるかもしれないと考えると複雑な思いです。
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