[コメント] 幼なじみ(1998/仏)
月日は残酷に流れていく、しかしそれでも優しく生きていく者達の何と力強い事か。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
子供時代に遊んだ幼なじみの何人かは、今はもういない。
若い時に、その若さをいかんなく発揮して家族を守ってきた親達は今はもうそれを維持するだけで、精一杯。
この月日のとても残酷な事よ。
しかしこれだけ状況も昔と変わっても、家族の絆、食堂での仲間達との間で築いた様な絆だけは、昔と変わらずにしっかりとあるし、 アパートを優しく貸してくれる新たな仲間もいる。 そして、新たに迎える新しい命も、それを迎える事の出来る基盤もしっかりとあると思える。
何と力強い事か。
見終わって、新しく生まれてくる命にクリムとベベはベベの父親の名前を付けたのかな、とふと思う。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。