[コメント] 夏至(2000/仏=ベトナム)
今年最高のカルチャーショックを受けましたが、ラストには唖然。
これが本当のベトナムではないというのは解ります。ベトナムの皮を被ったフランス映画ですね。しかし、西洋とアジア文化の絶妙な取り合わせが息づいているハイブリッドな作品です。
朝露に濡れる鉢植えの緑葉に陽の光が反射する窓辺。雑踏のざわめきと、小鳥のさえずりが微かに聞こえてくる夏至の朝−−−優しい兄に起こされて、時間をかけてゆっくりと躰をほぐしていく。そんな末っ娘リエンになって、アンニュイな一日を始めてみたくなる一品。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。