[コメント] 天地創造(1966/米=伊)
まとまりはないですが、壮大さは感じられます。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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“永遠のべスト・セラー″と言われる聖書の映画化作。聖書は新約と旧約とに分かれ、旧約聖書はユダヤ教と共通と言うが、そのためか直接映画になることが多くはなく、私が知る限りでは創世記そのものを映画にしたのは本作が唯一だと思う(これらをベースとした物語であったら、『エデンの東』(1955)とか色々あるけど)。壮大な神話的作風が楽しめる。
一見オムニバス風で、まとまりが見えないようにも見えるが、これが聖書の物語というものなのだろう。
ところで本作はイタリア映画として企画されていたそうだが、映画製作者ディノ=デ・ラウレンティスがアメリカ資本の元で製作したもの。スタッフ・キャスト共に蒼々たるメンバーが携されっており、欧米の一流スターが大挙して出演しているのも特徴。やはり聖書の物語に登場するのは箔が付くと考えたからだろうか?(日本からも音楽は黛敏郎が担当し、アカデミー作曲賞にノミネートされている)。
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