すごい！ひさしぶりに映画館で面白い映画に出会えた。

中盤辺り現実と悪夢が複雑に絡み合ってあたまがごちゃごちゃになってしまったが、ラストで一つに繋がる。この手の映画（『ユージュアル・サスペクツ』『シックス・センス』など）は結構出回っているが、やはり全てがわかった時の爽快感はたまらないものがある。　

この映画が言いたいことはおそらく「幸せってなに？幸せってどこにあるの？」「いつも幸せな状態だと真の幸せを見失ってわからなくなる」と､言うことでしょう。けどＬＥ社の夢見るっていう商売ってどこか『トータル・リコール』のリコール社の商売と似てませんでした？

この映画の冒頭のＮＹのタイムスクエア（無人）の映像。すごいですねー。ほんと感動しましたよ。普段は人でごったがえしてるのに無人。どこを見ても鳥以外誰もいない。　それとデヴィットの顔の傷。最近特殊メイクなんて多いから別に新鮮味はないけど、トムのくずれた顔が見れるだけでももうけ物でしょう。　しかしシーンによっては顔の傷が酷くなったり和らいだりして見えたのは私だけでしょうか？

しかしあのラスト。全てが一つに繋がって爽快感を味わってもう私は５点満点付けるつもりだったのにデヴィットのあのセリフでマイナス１点です。それは・・

「君は死んだんだよね・・ソフィア・・」

これです！ソフィアはデヴィットの悪夢の中で死んだのであって、現実では「それっきり」って救護員は言ってませんでした？私はそれが疑問で点数上げきれず・・。 これは私の単なる勘違いでしょうか？誰か教えてください。

刑事さんやくでカート・ラッセル出てましたね。なんか渋くていい味だしてました。やっぱり彼はいいですねー。かっこいいですよ。

今日見てて初めて気付いたのですが、最近の字幕って昔の丸まった字から機械的な字に変わっていたのですがなぜなのでしょうか？すごい疑問です・・・。

キャメロン・ディアズは美人だしペネロペ・クルスは『コレリ大尉のマンドリン』の時とはまた違った魅力だしてたし・・。　あのセリフさえなかったら５点なのに・・。

ちなみにこの映画の音楽よかったですね。結構気に入りました。

追加　　と、どうこうしている間に何日か過ぎ、心優しい方からメールが届き、トム君のラストのセリフの意味とカート・ラッセルは分析医ってことを教えていただきました。ありがとうございます。セリフの意味は「トムが生き返ったらもう未来だからペネロペはすでに死んでる」って意味なんですね。

しかしこの映画をみて何日後かに『アメリ』を見た瞬間この映画を忘れてしまった。。いやぁ、なんていい加減な自分。