このお話は途中から支離滅裂になってきますが、それも主人公の精神分裂症気味の思考過程に 添ってお客さんにも苦悩してもらおうという（？）工夫でしょう。 私はこの映画を一番前の客席でみたせいで、画面がかなりぼやけてしまっていたのですが そのせいで余計にわけわからなさが炸裂していましたね（笑）

気になったのが、Fuck Bady沙汰がジュリーに密告された思惑やその裏にある陰謀が ぼかされて最後までよくわからなかったことです。 夢の中では主人公の親友が裏切ったような事になってたけど実際はどうなんでしょう。 そこの辺りの事が物語の焦点になって展開していくのかと最初思っていたんですけど全然違いましたね。 あのトルシエみたいな医者との対話も結局なんだったのかよくわからなかったし・・・。

それにしても、何度も夢落ちを繰り返しながら最後まで夢落ちとはさすがに気づきませんでした。 ある意味あっぱれです（笑）