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[コメント] 仮面ライダー対ショッカー(1972/日)

圧巻はやっぱりショッカー怪人勢揃いシーンなんですが。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 劇場版仮面ライダー第2作(1作目はTVの13話そのものだから、実質的にはオリジナルでは一作目)。死神博士の勇姿。ダブルライダーの共闘などが見られる。又、再生怪人も多数登場し、TVとは違った派手さを楽しめる。TVでは普通基地の中に引きこもって暗い中でばかり出てきた死神博士が積極的に外に出ているのがなんか嬉しい。

 後半のショッカー怪人勢揃いは圧巻の一言。着ぐるみがよくここまで残っていたもんだ。結局出ただけで戦わずに引っ込んでしまうんだけど。スーツアクターの数も凄い。更に本当にバイクを燃やしたりと派手な演出も多々。流石劇場版だ。

 ここでの新怪人はザンジオーで、ちゃんと単独での活躍の場を与えているのも心憎い所だ。

 細かい点だが、ここでの1号ライダーは通称“桜島1号”と呼ばれる緑色のスーツを使っている。

<オープニングで、大道寺博士と助手の会話。「これが完成したら地球の地軸だって変えることができる」「もし悪用されたら大変なことですね」って、完全に悪用されることが前提じゃないか。

 大道寺博士の娘珠美は五郎の友達らしい。流石ご都合主義の権化!  大道寺博士と珠美の人質交換シーン。こういう場合替え玉を用意するのは定番だが、用意したのがヒーロー側というのは新機軸。お陰で死神博士から「謀ったな」とか言われるし…普通逆だ。

 他の再生怪人がやられている間、ザンジオーはダブルライダーの動静を探り、GX方程式の在処を探っていたが、瞬間移動が出来るくせに移動が遅すぎ。結局ライダーに阻止されてしまった。

 この当時の幼女描写の規制は緩かったらしく、珠美ちゃんのパンツ見えまくり。  そう言えば死神博士の存在価値ってライダーに人質に取られることだけだったか。勿体ない使い方だ。>

(評価:★3)

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