[コメント] スーパーマリオ 魔界帝国の女神(1993/米)
ゲームの映画化は失敗が目立つと改めて思った。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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見事に当たった駄作。ゲームの映画化でもこれは無理がありすぎを通り越している。元々アニメの作りキャラクターなので実写版となるとどうしてもキャラクターをアニメと比較してしまうがこれはキャラをリアルにしたために悪くなってしまったキャラと良かったキャラ分かれている。外れの方が多いが特に主役のマリオはゲームでもそれほど親父クサくはなってないのに実写でほぼ中年親父と同じになってしまったのは実にガッカリさせられる。ヨッシーにしてもあんなにモロにリアルに恐竜ポクしなくたって『ガジュラ』のようにかなりコンピューターらしい作りでかわいくした方がいいと思う。ピーチは元々が姫という設定だったのでストーリー自体を近未来にしたのはかなり悪いと思う。でもルイージは元々地味な感じのキャラに作ってあるのでレグイザモと見事にはまっていて良かった。クッパはホッパーの悪役ぶりはいいが役がいかにも人間らしく作っているので印象がかなり悪い。良い所も近未来の設定の割にハイテクとレトロなところの合わせ方が良かったところぐらいしかなくて、ザコの敵キャラがいきなり優しくなったり中途半端に良い人になるキャラが多くて感情移入がまるで出来ない。そもそもマリオが主役のはずなのにルイージの方が活躍のも不自然で映画全体のバランスは非常に悪い。結果としては良いとこも悪いとこも中途半端で全体的に作り方が悪い作品。どうしてもゲームの映画化作品は成功例がない。
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