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[コメント] 殺し屋1(2001/日=香港=韓国)

塚本晋也(策略)= 浅野忠信 VS 大森南朋 。 浅野忠信(快楽)= VS 大森南朋 < VS 塚本晋也 。 大森南朋(無心)= VS 浅野忠信 < VS 大森南朋 。 三池崇史(想願)= 漫画 < 映画 。 私(妄想)= 浅野忠信 VS 佐藤B作 。
1/2(Nibunnnoiti

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







          ↑ 長げぇ〜よ! 分り難ぃ〜よ!! 漢字いっぱいだよ!!!

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原作を読んでいる時、もし、実写になるのなら佐藤B作かな?って思っていました(顔も似てるし上手く演じてくれたら佐藤B作ってこんな事もできたのか〜と思えるので)。・・・で、実写が決まって「垣原」の役は浅野忠信に決定。

ん〜〜ちょっと頼りないかな? 大体、体重が軽そうで重みが無いんじゃないか? もっとどっしりとした人物が好ましかったが、興行収入的に浅野忠信になったんだね。 まぁ浅野忠信なら、結構問題なくやってくれるだろ! イヤ、そうか? やっぱり軽さが気になるなぁ〜。え?金髪にしてる? あ〜なるほどね。 まぁ良い感じだけど・・・。

な〜んて思っていましたが、

ぼそぼそと話すセリフ。気合を入れずにめんどくさそうに歩く足取りの演技。ラメ入りの妙な光り方のする服。それを包む体の細さが、軽さが、そして金髪が「垣原」のマゾぶりを際立たせてくれていました。

激痛 = 快感。それをギリギリの感覚を味わいたい「垣原」。だがもう、その刺激を味あわせてくれる者はいない。試した女でもその感覚は無かった。そんな時に表れた「1」。「1」ならもう一度、あの感覚を喜びを与えてくれるかも知れない。「1」を捜し求め「期待を裏切らないでくれ」と願う「垣原」。(←ん?何だコレ?あらすじか?)そんな「垣原」に浅野忠信はピッタリとハマってた。

対決シーンの「ぉおぉぉっっちょ、ちょっと待ってよ! 怖えぇ〜」「うはぁぅぁぉぇ あぶねぇぇ〜」などのセルフの時に感じる「垣原」の心から湧き出す笑み。

「ぉぃ・・おい!・・・」と戦闘威力を無くした「1」を前にした時の悲しみのこもった声。

浅野忠信良いぃぃ!!! すんごく良いぃぃ!! なにが佐藤B作やねん! 「垣原」の役は浅野忠信に決まってんじゃん!!!

・・・と、180度、心入れ替えさせて頂きました。

でも、最後は「1」が戦闘能力を失った様なので「ジジィ」との心の対戦と成りましたが・・・。

え?・・・なに?・・・「垣原」の事しか書いてないって? 

じゃあ、最後に一言、言っておきます。

「全体的にグロい!!!」

(評価:★4)

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