これがあの二作目とやら。

前作は果てしなくクソ映画だっただけに、今作の期待はかけらすら最初からなかった。と、いうわけで、この程度の作品だったにしても失望するわきゃないと。

そう、またまた失望させてくれた。

いや、もはやクリス・コロンバスの責任ではない。彼は『ミセス・ダウト』を撮れるだけの実力はあるのだ。あれだけ面白い映画を撮れる人なんだから、この映画は彼のせいじゃない。

まぁ確かに無駄に長く中だるみはあったし、もっと刈り込めたと思うし、サスペンスというか、ミステリー的な要素を盛り込んだだけに『学校の怪談』っぽい雰囲気で進んでいく展開。

そして監督の本領発揮というのか、笑える要素は多々あった。あのドビー（召使）なんてツボに来た人は多いはず（自分は劇中一度も笑わなかったけど）

前作みたいに「ハリーひいき」はなかった。まぁ、その分進化して「有名人ハリー」になっちゃってるけど。

あのサッカーだかバスケだかわからん、ホウキスポーツなんざつまらんの言葉以外ない。競技場の場外みたいな所で木の間をすり抜けてスピード感を出しても「そこまで行くのは反則だろ」って突っ込みを是非入れてあげたいほど。

もうクライマックスなんてどうでもいいから、はやく無駄に長いこの映画から開放されたかったってのが一番の感想だったのかも。

第一列車に乗れなくて車で空飛んでどうして列車に追いつける？現実世界と魔法世界は繋がってるのか？だったらなんで列車で行く必要性があるのだ？意味不明。ご都合主義すぎ。

もしかしたら原作にはその描写は有ったのかもしれない。と、いうことは下手に話をカットしてしまったわけだ。

ついでにオチ。ラスト。前作同様。また「グリフィンドール」な終わりかた。

「ハリー！あんたは偉いよ！」な終わり方。もうえぇっちゅうねん！しつこすぎる。このクソ映画。

いい加減クリス・コロンバスにもこの映画から離れて欲しい。

もう何もいう事ないよ。

総合・・・1☆

所でドラコだっけ？どら息子だっけ？あのオールバックの生意気なガキ居るじゃん？ハリーに対抗意識燃やしてる奴。

あのガキ前作以上に影薄いのは気のせい？