[コメント] パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち(2003/米)
あくまでも良い意味でなのですが。 以前までは玄人ウケの作品に出て、インディーズ映画の帝王って感じだったのだけど、最近は「興行成績、初登場一位をとってナンボ!」なジェリー・ブラッカイマー映画に出たりなんかして、結構オープンになってきている。元々、普段映画をあんまり見ない人達からも人気も知名度もあった彼なので(そこがすごいんだけど。なんでだろ。やっぱり『シザー・ハンズ』かなあ。)、この手の映画の露出度が少なかったことが驚きなのだけれど。自分の子供達が大きくなってきて、「パパは俳優なんだ。」っていうのを見せたいのかなあ。。『ラスベガスをやっつけろ』『ブロウ』なんかはまだ見せられないもんなあ・・ この映画でも間違いなくジョニーのカリスマ性はキラキラ光ってて、それこそがこの映画の主役になっているんだけど、こだわりの監督とこだわった映画の中で黒く鋭く光る彼のオーラが懐かしい。ファミリー向けの彼の演技も存在感も充分あるのに、なんか「押さえた」感じがするのだ。(まあ当然ちゃ当然なんだけど) 誰でも見れる映画にしか出てもらえないようになると、それはそれでインディーズなジョニーが好きな人間としては寂しい気もするのです・・ でも黒いアイシャドーと磨いてなさそうな歯のちょっとまぬけなジョニー兄貴も、やっぱり結構好きです。(05/1/22 記 VHS)
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『チャーリーとチョコレート工場』で来日したジョニーに、オセロ・松島尚美がインタービューをしていた。(ウィリー・ウォンカの格好で)彼女は「最近、子供ウケする作品を選んでいらっしゃいますが、もうセクシーな役はしないんですか?」と聞いた。私は心の中でガッツポーズ、そして「よく聞いてくれた白ちゃん!!!(涙)」。「(自分の)子供が産まれる前から、子供に見せて誇れるような作品に出てきたつもりなんだよ。」と、ジョニーは紳士的に答えていた。そ・・・そうかな・・・・(05/9/12 記)
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