コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 離愁(1973/仏=伊)

戦争の混乱状況には場違いな、色っぽすぎるロミー・シュナイダー。
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この邦題まったくわけわからん。「列車」とか言われてもちょっとショボイけどね。

ラストは本当にドラマチックで涙もんだけど、そこまでがけっこうおおざっぱ。 身ごもった妻がいてもすぐにセックスしまくる展開。(自分的には全然オーケー) せめてその後の彼と妻との葛藤を描いてくれてもよかったのでは。

ロミー・シュナイダーの場違いな美しさは特筆ものだが、過去の境遇もさらっと語るだけで、金持ち婦人だと思うと共感できないし、病院での別れやその後の再会まで彼女の心情描写が描かれないのがもどかしい。

戦争を知らない一市民として、戦場での戦闘場面よりもこういう疎開逃亡記の方がリアリティ感じて怖かったです。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。