コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] シャーロット・グレイ(2001/英=独=豪)

ブランシェットの魅力は十二分に味わえるのだが、どうも納得しかねるそれぞれの生き方。
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







結果的に男乗り換えちゃったわけですね。それまでの諜報活動とか苦労がひっくり返されちゃった。「自分にウソはつけない」って一見マジメなようでも、その切り替えの早さは楽してるというかずるい気もする。

方やジュリアンの方は父親を売ってしまう情けなさ。「一生引きずって生きている」と自分を正当化していたが、ハナから筋が通ってないのでこちらもダメダメ。

連れ去られた父親と子供たちのその後もほったらかしで中途半端だった。だから最後の決めゼリフで「私の名前はシャーロット・グレイ。」と言われても「キターッ」というより「なんやねんん、それ?」ってかんじでした。

ケイト・ブランシェットを美しく見せる映画としてはジェットコースター的な展開もあって飽きさせずに楽しめましたが、肝心の生き方に賛同できなかった。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。