[コメント] ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003/米=独)
アラン・パーカーならもっとイケたんではなかろうか、と思うと物足りない。
これも「閉ざされた森」と一緒で、ドンデン返しには驚くのだが感動するにはイマイチで見終わった後の充実感もない。
アラン・パーカーは「エンゼル・ハート」や「ミシシッピー・バーニング」のイメージがあるし、おまけにケビン・スペイシーなので一筋縄ではいかんだろーと思ってはいたが、そーゆーオチのつけ方とは予想できず。
しかし、謎を孕んだ展開のため、彼の生き様が正面から掘り下げられることはなく(独白スタイルの回想シーンなど彼の一方的な主張なので信用できないし)、死刑制度やマスコミ批判も中途半端に終わっているかんじ。
ケイト・ウィンスレットががんばったが、主役として生き様さらけ出すまでいってないのでケビン・スペイシーをもっと見たかったのだが、上記のような理由で出番がいまいち足りない・・。
アラン・パーカーだけに期待した分、ちょっとガッカリ。
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