[コメント] デブラ・ウィンガーを探して(2002/米)
「女優」の存在証明のような好き勝手自白集。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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やっぱり40代越えると仕事が激減するんだ・・。演技を楽しむにはベテランの人の方がいいのに。
ロザンナ・アークェットさんには申し訳ない思いです。たしか「800万の死にざま」でジャンキーな情婦をやっていて、カワイイな、オッパイがでかいな、と。そして「クラッシュ」で決定的に「オッパイ女優」の肩書き付けちゃいました。でもこれ見てるとしごくまっとうな常識人。普通の大人なんです。申し訳ないが「女優」としてつまらないです。 好対照がエマニュエル・ベアール。チェーン・スモーカーで神経症ビリビリなかんじ。家庭人としての平穏なんて言葉とは無縁な危うさでした。
インタビューはテーマがあるようで、いざ始まると皆勝手にしゃべりだしてバラバラ。逆にそれが「女優」という生き物の存在証明のようなかんじで面白かった。演技でメシ食ってるよりは自分の身を切り売りしてるような切実さがありました。
撮り方も様々で、シャロン・ストーンなんかは入念にメイクしてきっちりライティングもしてるのに、ローラ・ダーンは手持ちのホームビデオみたいな荒れて動く画面。なんでもありってかんじだった。
アークェット姉妹は、しっかりものの姉さんとヤンチャな妹という典型的なパターン。互いに女優としてライバルというジレンマを抱えながらも仲の良い姿は癒されました。
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