[コメント] スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002/米)
萌えるが,燃えない。
設定好きの自分と映画好きの自分がくんずほぐれつの2時間余。イロイロ辛抱しつつ観続けた。
結局,マスター・“猿飛び佐助”・ヨーダの勇姿を見るにつけ「あぁ,僕の祭りは終わっていたんだなぁ」と。
そりゃ設定好きがニンマリする場面があるにはある。むしろテンコモリかもしれない。
でも本作によってシリーズから“奪われたもの”については,これで決定的になったのではなかろうか。
こんな風に感じるのは,単なるノスタルジーではないはずだ。
77年初作公開時にルーカスは「7歳から70歳までが楽しめる」と発言した。
しかしそれは新三部作にはとてもじゃないが適用されまい。
本作がマーケットとしてどこを意識し,どこを切り捨てたのかは一目瞭然。少なくとも僕は完全に置いてけぼりだ。
全世界注視の下ルーカスが繰り出す壮大なる“遅出しじゃんけん”,次回最終作にも“bad feeling”な香りがプンプン漂っている。
心配だ。こりゃどうしようもなく心配だ。
だから『エピソード3』,やはり,観るしかない。(ん?)
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