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[コメント] クリスティーナ・リッチのピンク・モーテル(1999/米)

ティモシー・オリファントの演技は最後まで個性が貫かれていてよかった。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







モーテルを舞台に様々な人々のエピソードが同時進行するコメディ映画。

最初のリリアンと酔いつぶれてリリアンの部屋に間違えて入ってきたルークが段々親密な関係に発展していくところだけ見れば普通の恋愛映画だが、他のエピソードのキャラの個性が強すぎて、リリアンとルークのキャラが少し霞んだ。

怪しい健康ドリンクを進める女性に振り回される男性2人組みのおバカぶりはなかなか面白い。その他、結婚相手のことでもめる親子のエピソードやラストまでのルークの妙に自信たっぷりな色男ぶりも役者の個性とキャラがはまっていてよい。

ただ、気になるのはリリアンはあれだけルークといい仲になって、婚約相手との婚約まで破棄しているのに、ルークと恋愛関係に発展しないのはそれまでのリリアンのキャラからするとちょっと納得がいかなかった。

ルーク役ティモシー・オリファントは最後まで存在感があり、いい演技だった。クリスティーナ・リッチは前半に比べると後半は少々印象度に欠けていた。

(評価:★3)

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