[コメント] 悪魔のいけにえ(1974/米)
暗闇から突然現れ、チェーンソー片手に執拗にヒロインを襲い続けるレザー・フェイスは恐かった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ガソリンを貰いに立ち寄った民家の住人の男に襲われる5人の若者の恐怖を描いたスラッシャー恐怖映画。
内容は全く違うが殺人鬼が登場するまでの恐怖演出はどことなくヒッチコックの『鳥』の雰囲気に近い。ドライブ中の若者たちが途中で拾った男の異常な行動を暗示に殺人鬼レザー・フェイスが現れるまでの展開は恐怖感、緊迫感に優れている。
中盤以降はただひたすらレザー・フェイスに狙われる若者の姿を描いているだけでストーリー展開はないに等しいがスピーディーなので退屈はしなかった。暗闇から突然現れ、チェーンソー片手に執拗にヒロインを襲い続けるレザー・フェイスはともかく恐かった。
内容重視だと多少評価が下がるが、内容度外視でひたすら恐がらせる映画と割り切って観れば、演出は秀逸だしテンポもいいのでなかなかお薦め。ただ、ラストの終わらせ方は少し中途半端な印象。
ヒロイン、サリー役のマリリン・バーンズは可愛く、演技も頑張っていて印象的。
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