[コメント] 写真家の女たち(1999/米)
映画としては内容より女優サラ・ポーリーの演技力に感動させられた映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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自分が見込んだ女性に愛を注ぎ込み、一人前のアーティストにしては、次の女性に乗り換えていく写真家の人生を描いた映画。
自分の隠れた価値を認めてくれた中年男に愛を傾けるハーパー役サラ・ポーリーが不安と期待の入り交じる微妙な乙女心を繊細に表現している。時には大人、時には子供のような仕草をくるくる見せる演技はもう見事という他なし。
内容としては、コニー役スティーブン・レイは女好きの昔気質の写真家という感じで、人に説教する割に自分の今の生き様や生活の妙に情けないところは日本的な親父キャラという気がする。しかし、そんな彼も最後は離れていった女性たちに温かく見守られ幸せを感じているところを見ると、結局、彼はちょっと見栄っ張りだが、女性に甘えてしか生きていけない人間だったんだなと感じた。
ただ、映画としては内容より女優サラ・ポーリーの演技力に感動させられた映画
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