[コメント] スー・チー in ミスター・パーフェクト(2003/マレーシア=香港)
本筋とは関係ないキャラのやり取りのみながら終盤までだれることなく映画を引っ張るリンゴ・ラム監督の手腕は見事。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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コメディアクション映画。
機密任務を遂行中のスパイのエピソードと友人と旅行に訪れた警官の女性のエピソードが同時並行的に描かれ、終盤には敵の組織と繋がるように構成されているが、登場人物が皆コメディ色が強く、最後までキャラ同士のギャグが続くので緊迫感がない。アレックスと敵の男女2人組みとの格闘などアクションシーンは結構ロングバトルで見せ方も凝っていただけにもっと緊張感を煽る演出も見せて欲しかった。
とはいえ、本筋とは関係ないキャラのやり取りのみながら終盤までだれることなく映画を引っ張るリンゴ・ラムの手腕は見事。
役者的にはクールな役どころが多いスー・チーにしては珍しいコミカルな役どころで、劇中で様々なファッションも楽しめ、かなり魅力的。アンディ・オンの格闘アクションは『ブラックマスク2』と比べると控えめだが、なかなかかっこよくまた別の作品でも見たいところ。
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