[コメント] Bridget ブリジット(2002/仏=日)
インディペンデント映画だからか、それほど重い作風にもならず、割りとあっさりとしているので、感動するまでにはいかないが、見てると不思議とブリジットの行く末を感情移入しながら見れる作品だった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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子供の親権を取られた女性の波乱万丈の人生を描いた映画。
最初は主人公ブリジットの生い立ちがどういうもので、どうして序盤で殺人ゲームを強いられたりしなければならなかったのかが分からなかったが、途中でブリジットの過去の映像が挟まれたり、素行が悪かったことが明らかになったあたりから、ブリジットの金を稼ぐための行動の犯罪めいた仕事も子供を取り返すためだけ以外の説得力が感じられた。
最初はピートとの結婚も、子供の親権を取り戻すための目的だったのだが、ピートの純粋な想いがブリジットにピートへの愛情を目覚めさせ、彼との平和な生活のために奔走する展開がどこか微笑ましい。
終盤で最初の夫が金をせしめにブリジットの前に現れる展開からは序盤の展開を伏線に悲劇に繋がるかと思ったが、南国の島でのピートと息子のクラレンスとの平和な生活に終息させたのも好感が持てる。
インディペンデント映画だからか、それほど重い作風にもならず、割りとあっさりとしているので、感動するまでにはいかないが、見てると不思議とブリジットの行く末を感情移入しながら見れる作品だった。
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