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[コメント] リーピング(2007/米)

主人公は最初は科学的に怪奇現象を解明しようとしていたのに、結局、中盤以降は典型的なオカルト話になってしまい、よくあるホラー映画と変わらなくなってしまった。テレビCMで売りだったイナゴの大群シーンは、あまり期待すると、失望させられる。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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オーメン』系の悪魔の子供を誕生させようとするカルト団体のオカルト・ホラー。

前半、主人公は、怪奇現象を科学的に解明しようとしていたのに、結局、中盤以降は神や悪魔の仕業的なオカルト話になってしまい、よくあるホラー映画と変わらなくなってしまった。何でも悪魔や神のせいにしないで、科学的な解明もしてもらいたい。

終盤で、町全体がカルト団体で儀式から逃亡した少女を元牧師の主人公に殺させようとしていたという展開は、ちょっと意外性はあったが、ラストはお決まりの実は悪魔の子が主人公のお腹に宿っていたという展開で、後味が悪い。

コスティガン神父は、特に事件の解明に携わっていたわけでもないのに、なぜ悪魔に殺されてしまったのかが、よくわからなかった。

ちなみにテレビCMで売りだったイナゴの大群シーンは短いシーンなので、昆虫パニック映画を期待すると、失望させられる。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ガリガリ博士[*]

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