[コメント] フィースト2 怪物復活(2008/米)
今作は明らかにストーリー上、必要がないエピソードを無駄に引っ張る展開を多用しすぎ、その割りにアクション面での見所がないためテンポが悪くなっている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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『ザ・フィースト』の続編。
前作のラスト直後から始まり、前作で怪物を倒すための人間爆弾にされて死んだハーレ・ママの双子の妹のバイカークイーンが、前作の酒場でまだ生きていたバーテンダーから、姉を殺した前作の主人公たちの情報を知り、彼らの住んでいる街へと向かうが、既に怪物の襲撃後だったために、街の生存者たちと何とか安全な場所に避難しようとする展開と前作で一人逃げ出したハニーパイのその後の姿が並行して描かれる。
序盤での主要キャラの紹介や怪物から逃れて建物に篭城する展開など、やっていることは前作とほとんど同じで、目新しさが感じられない。
今回、車に残された赤ちゃんをグレッグ・スワンクが助けにいくが、結局、自分が助かるために赤ちゃんを放り出し、怪物に食べられてしまうシーンも衝撃的ではあるが、前作でも子供が怪物に食べられるシーンがあるため、焼き直しな感じも。
さらに今作で致命的なのは、明らかにストーリー上、必要がないようなエピソードを無駄に引っ張る展開が多すぎ、その割りにアクション面での見所がないためテンポが悪くなっている。特にハニーパイは対した展開にならないのにメインで描きすぎ。
ラストは怪物が侵入してきた工場の屋上に残された生存者たちの安否やハニー・パイのその後など、3作目に引き継ぐ形で終わっている。
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