[コメント] ピラニア3D(2010/米)
『スネーク・フライト』には及ばないものの、凄惨ながら安心して楽しんで見れる、パニック映画。私らが昔TVで恐がりながらも楽しんで見ていた映画はこういうのだったなと懐かしくなりました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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78年の『ピラニア』の3D版リメイク。
オリジナルは実験で改良された凶暴なピラニアを主人公たちが川へ逃がしてしまったことから惨劇が起こる展開だったが、リメイク版では地震による地割れで、地底で密かに生きていたピラニアの先祖にあたる古代種が湖に出現し、人々を襲う展開にアレンジされている。
登場人物は出すだけ出して、後半のピラニアによる大惨劇の餌食となるわけなのだが、思わず笑ってしまうユニークでブラックな笑いが満載で、凄惨なのだが、なぜかどこか安心して見れてしまう。
さらにピラニアを倒しながら、人々を救出する人々のアクションがなかなかカッコよく、なかなか見応えがあった。
惜しむらくは、多数の人物を出した割りに、ピラニアに対して立ち向かう人物が思ったよりも少なく、存在感を発揮できたキャラがあまり居なかった点と、終盤でピラニアを一掃する方法がやや爪が甘い点。この辺は『スネーク・フライト』を見習って欲しかった。
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