[コメント] アンダーカバー・ブラザー(2002/米)
黒人かぶれの自分でも、やっぱ「オースティン・パワーズ」には負けていると思った。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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スラング混じりのジョークがわからないせいもあるが、唐突なギャグの入れ方とか、変拍子なテンポの演出は、黒人独特というより単にヘタなだけかも。
ヤッピーをとことんバカにするあたりは痛快なのだが、全体的にはトガってないというか、毒が無いというか中庸な印象だ。下品な下ネタや人種差別ネタがもっと欲しかった。
監督や製作者サイドの思い入れの強さが伝わってくる「オースティン〜」シリーズだが、こっちはそのあたりが薄いのが敗因なのだろう。
「オースティン〜」のビヨンセに対抗してか、広くマーケットに配慮したのか、デニース・リチャーズを起用したが、仲間に加わって活躍するのでは白人女を揶揄する楽しさが半減するし、黒人ヒロインも立たない。
グリフィンとクリス・カッテンのバトルは笑えた。二人とも芸達者だ。 しかし、シリーズ化となると、グリフィンにいまいち華もアクもなく、微妙なところ。
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