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[コメント] 代理人(1995/米)

思いっきり泣かされて、そのあと考えさせられる。子供のためには救いのあるラストだったが、現実は重い。
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ハル・ベリーもがんばっているのだが、ジェシカ・ラングの年季の入った母性愛ぶりにはかなわない。っていうか、最初から薄幸そうな顔してるし。

我が子と思って愛情注いだのに、いきなり取り上げられるのも残酷なら、実の母親なのに子供から慕われないのも残酷。最後に双方の立場を立てて折衷案ぽくまとめちゃったのは、映画としては正解かもしれないが、現実にはほとんどあり得そうもない。

やるせない現実を充分認識しながらも、互いの立場でしか弁論できない二人の黒人弁護士も、苦みを残すキャラクター&演技で良かったです。

(評価:★4)

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