おっさんとじーさんのバディ・ムービー。話の展開もぶっきらぼうで独特なテンポ。笑いもある。北欧なんでカウリスマキ思い出したり。

細やかじゃないぶんはまりにくいのだが、押し付けがましさもないので素直な気持ちで感動できた。なにしろオープニングからしてヘンな会議風景が前フリではあるのだがいまいち良くわからんし、主役二人も、家族とか過去とかほとんど説明されない。この映画の場合、それでいいのかもしれない。きっちり辻褄合わせされない分、すきまから温かいものがしみ出てくるかんじ。

主役二人プラス近所の友達３人の普段着ながらも微妙な演技はうまい。二人がお互いを思いやる気持ちにはじーんときました。

ちょっと昔の設定なのね。クルマがかっこいい。 ケーキにバーボンってどうなの？僕はすぐにアンチョビマリネの缶詰を買いに行きました。