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[コメント] ジョージ・ルーカスのTHX−1138(1971/米)

若気の至りなアンバランスさが気持ちいい。ルーカスとは思えない構図とアングラ感がたまりません。
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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ラスト、鳥が飛んでましたね。 モノトーンの管理社会から解き放たれて、太陽の暖色が映えてたので、 僕は外の世界の方が生き物があふれている楽園だったという皮肉なのかなと 解釈しました。

彼の壊れ方が唐突なことや、彼女はどうなったのかとか、管理側の首謀者 の存在や支配イデオロギーがいまいち不明確だったことなど、整理されていない部分も多いけど、人物を捉えるカメラの構図がカッコ良くてしびれました。 低予算バレバレながらも白くとばしたライティングなど前衛ぽいアングラ感が漂っていて、そのアンバランスなところがよかったです。

(評価:★3)

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