コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ことの終わり(1999/英)

神様なんていないってば!
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「不倫もの」は好きだが「不治の病もの」は大嫌い。

中盤までは良かったのにあんな終わり方はイヤだ。 「狼の血族」以来のニール・ジョーダンのファンなので、こうゆうウェットな感じは好き。第三者から見れば勝手にやってれば?という三角関係。僕は大好きです。

マイケル・ナイマンも良いですね。これだけあざとく始終流されても許せてしまう、つーか否応なしにメロドラマに没入させられる。うまいです。

ジュリアン・ムーアは良かったが、あそこまで脱がなくても・・。そしてよくわかんない宗教観。そんなことで意固地にならないで欲しい。神なんかいないのよ。いや、不公平の神や災いをもたらす神ならいるのかも。

ラスト、帳尻合わせのように突然もたらされる(つかけっこうミエミエ)奇跡に「愛の力だよ!」とか思ってジンと来るが、よーく考えると神様の面子を立てただけじゃん!って腹が立ってくる。

三者三様に想いを募らせながらも噛み合わずに報われない姿だけは、すごく納得できるものがあったが今回のニール・ジョーダンは消化不良。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。