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[コメント] 鰯雲(1958/日)

農家というもの。
づん

この映画は1958年の作品ですが、こんな頃からすでに農家は辛い境遇だったのかと驚きました。

全然関係ない話なんですけど。最近は野菜が高いとか乳製品が高いとか、色んな食料品の高騰で騒ぎになっていますよね。でも実際そういう食料品を作っている農家の事を考えると、決して高い値段ではないのかなと思ったり。

私の小さい頃は我が家でもお米を作っていたのですが、1年かけて家族総出で作ったお米、200万円にもならなかったそうです。兼業農家だったので、他に収入はあったにしろ、年収200万て…。普通にサラリーマンしている方がよほど楽ですよね。

でも農業を営む人がいなくなると、国内での食料自給率はもっと下がる訳で。これから多少野菜や魚が高くても、文句を言わないでおこうと思いました。本当、農家のみなさんには頭が下がる思いです。

この映画を見ていたら、なんかそんな事をついつい考えてしまいました。

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08.08.22 記

(評価:★3)

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