[コメント] 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿(2009/日)
「相棒7.5」とやらは、本当に蛇足。どうせならWeb公開の「裏相棒2」を一挙公開してくれよ。Macユーザーは視聴者にカウントされていないんだから。・・・・・・とんだとばっちりを受けた本編については→
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最初から最後まで相原(萩原聖人)の人物像に馴染めず、したがってストーリーを引っ張る肝心要の部分に訴求力が感じられなかった。
一方、片桐はいりは良かった。この映画は彼女を見に行くためのものだったかな、と思った次第。
真犯人は意外だったし、この話をもっと練り込んで、右京&亀山ペアに謎解きをさせれば、東京ビッグシティマラソン版『相棒』よりも、よっぽど「相棒」テイスト満載の作品になるのになあ。残念。
ストリートミュージシャンよろしく、ギター片手に歌う米沢に声を掛けるストリートダンサー風情の若者(笑) あそこの演出を見て、ああ、『あぶない刑事』の長谷部監督かあ、と納得。編集があまり丁寧ではなく、どのシーンをいつ撮影してつなぎあわせたかが素人目にも明らか。ところどころ職人技を感じさせる画はあるんだけれど、その画はちょっと寂しい登場回数。
さて、脚本の飯田武。ドラマシリーズで傑作を数多く生み出している櫻○氏の別名とか。
公式HPによると、飯田武名義を使用するのは
1)自作の脚本が同日複数局で放送される時
2)脚本の大半を他者の意見を優先して執筆した時
3)脚色後に大きな変更がなされた時
だそうだが、この作品のケースはいったいどれでしょう??? (っていうか、この名義を使った時点で脚本家は納得いってないという意思表示なのではないか?)
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