話は面白い様で、つまらない様で、感動はある。映画の出来はいまいち良く解からないが、演出や些細な言葉の使いまわしはすばらしいものだった。

　知的障害児を持つお母さんが子供に使う言葉はリアルだったし、それがエンディングに使われるのはすばらしかった。

　不慮の小さな事件で人生は大きく変わってしまう。自分はそう考えなくても回りの見解により、事件の性質は変わってしまう。しかし、そんな事に負けない力を持って生きなければならない。それが人生！

　エヴァン・レイチェル・ウッドの演技がすごく良かった。背伸びして大人の顔をするときが最高！実は私ケビンベーコンの演技が見たくてこの映画を借りたのだが、ショック！ケビンベーコンがあまり良い演技をしていなかった。知的障害児特有の天使のような笑顔を作れていなかった。告発と同じ演技じゃだめだ！