[コメント] 鬼が来た!(2000/中国)
差別、偏見、苦しみ、すべて捨て去って、事実は事実として認めて描いている。戦後は終わったのかもしれない…。
中国人の大陸的というか牧歌的映画と思って不意打ちを食らった。受けた仕打ちはひどく書くものだが、そうでもなかった(前半)ので「な〜んだ!虐殺、侵略なんて聞くよりたいしたことなかったんじゃない!?」っと思わせて…。
中国人の大陸的思想、おおらかさをよく描いている。
日本人の几帳面さ、自分を捨てる潔さをよく描いている。
差別、偏見をすべて捨て去って、事実は事実として認めて描いている。日本人として事実を再認識させられるのは非常につらいが、映画の出来がそうさせる。日本人は戦争でやってしまった事と共に自分たちの国民性も失ってしまったようだ!
ティピカルな日本人なら、礼儀を尽くす、約束を重んじる、たとえそれが自分を追い込むことになっても…。謝罪し、保障しませんか?いくら不景気になっても…。
眠れる獅子、中国の懐の深さを痛感させられた。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。