コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 世にも不思議なアメージング・ストーリー(1987/米)

確かに映画として観る分にはちょっと物足りなさもあるけど、ビデオで観る分には充分。それに製作者側が楽しんで作ってる事が分かるので、それに同調して観るのが正しい観方。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 スピルバーグが往年の「ミステリーゾーン」(これ自体『トワイライト・ゾーン』として映画化済み)を目指して作ったテレビシリーズで、内容的にもテレビっぽい構成だけど、金がかかってる分、見応えはある。

 1話目の「最後のミッション」は後に良質の戦争映画を作る事になるスピルバーグ監督の実力を発揮した作品で、爆撃機の狭いコックピットの中、絶望に駆られる人間模様が良い。物語としては『メンフィス・ベル』っぽいね(これも好き)。

 2話目の「パパがミイラ」はミイラ男ものと言うよりむしろ『フランケンシュタインの花嫁』のオマージュが溢れた作品で、ミイラメイクのまま焦りまくる男の姿が微笑ましい。尚、これはオチの部分が完全なダジャレで、「Mummy is Daddy?」(パパがマミー?)と言うアメリカン・ジョーク…

 3話目の「真夜中の呪文」もゼメキスらしい作品。ギャグとしてはシャレにならないけど…

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)maoP

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。