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[コメント] 宮本武蔵 完結篇 決闘巌流島(1956/日)

今回に限っては、武蔵よりも純粋に剣にのみ頼って生きようとする小次郎の方がキャラクターが立ってた感じ。武蔵が静かすぎたか?
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 稲垣浩版『宮本武蔵』の完結編。本作の売りはやはり舟島(巌流島)での武蔵と小次郎の決闘だが、そこに至るまでの過程が丁寧に描かれている。まあ、その辺が冗長な部分って確かにあるし、強引に決闘シーンに持ち込んでるような感じも受ける。決闘のシーンはなかなか見栄えがするものの、ちょっと間が悪いんじゃないかな?

 物語自体は決して悪い訳じゃない。むしろこういった静けさは物語上必要なんだ。

 今回は武蔵があくまで静かなので、三船敏郎の出番はあまり多くない。

(評価:★3)

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