[コメント] エル・マリアッチ(1992/米)
亀が見ていた
冒頭、マリアッチと往き合った亀はこの若者に興味を抱き、カメラがパンした後にマリアッチの後についていき、ずっと彼とその進む道を見つめ続けていたのでした。
この映画でひいたショットや下からのショットが多いのはあれは実は亀の目線だからで、つまりこの映画は亀の目がカメラなのでした。
あなたも、若さとギター一本だけが財産だったあの日々、ふと足元に目をやると亀がじっとこちらを見上げていませんでしたか?
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