[コメント] 春夏秋冬そして春(2003/独=韓国)
万人受けするとは思わないけれど、ストーリー・景色・音楽、一見の価値ありだと思います!ポスターの”人生はめぐる季節のごとく どんな喜びも どんな悲しみも いつかは朽ちて …安らぎとなる。”と言い、
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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夏のエピソードで老僧・和尚様が言う、「欲望は執着を生み、執着はやがて殺意に変わる」と言い、感慨深い台詞がちらほら。
全体的にすごく良かったのだけれど、言葉で表現できない。
夏のエピソードの少年が少女に対して抱いたのは、そりゃーもちろん恋心だろうけど、どうしても欲望の方を強く感じた。17歳だから仕方ないんだろーけど。
愛による”欲望⇒執着⇒殺意”…分からないでもないけど、本当の愛だったらそーゆー過程にはならないと…結局は自分のエゴの方が勝ってたんじゃないのかな。。
となると、彼は結局、異性との本当の愛には巡りあわなかったのかな、、とか、
幼く無垢ゆえの残酷さや,業,欲望,執着,熱情,赦し,抱擁,愚かさ,安らぎ,等々…ほんと2時間の中に奥が深い!
(04.11.21@ル・シネマ)
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