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[コメント] ドゥーム(2005/米=チェコ)

個人的に、この手の映画はB級臭漂う方が、鑑賞前から燃える。 でもって主演が、カール・アーバンザ・ロック だなんて、なーんて贅沢♪な、『エイリアン』 と 『バイオハザード』 が融合されたような映画。
リア

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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そして、『007/ダイ・アナザー・デイ』 , 『プライドと偏見』 , 『リバティーン』 と着実にキャリアを積んでいる ロザムンド・パイク も出演。 バトルシーンはともかく、映像的にはお粗末・チープな感じは全くせず、かなり拾い物♪と満足な結果に。

高圧電気で隔離され、最初の実験体を収容していたと思われる洞穴部屋での、デストロイヤー(デオビア・オパレイ) とクリーチャーとの銃を使わない闘いは、 格闘っつーか死闘と言え、見物。惜しかったもん、デストロイヤー。 それ迄まともに戦わずして皆やられちゃってたから尚更感情が入ってしまった。 デストロイヤーの闘いっぷりに、「やるなあ・・」 と、思わず 「おおおっ」 と声が洩れた程でした。

カール・アーバンザ・ロック が主演なら〜、どっちかがやられちゃうとしても最後までは安全だな、と安心していたら、まさか ザ・ロック が変貌して、カール・アーバン とやり合うなんて!と全くの想定外だったのも、燃えたひとつの要因です。

ジョン(カール・アーバン) がC24 を打った後目覚めてからしばらくは、超シュミレーションゲーム感覚な視覚で、バーチャル体験が楽しめた。 ジョン目線で撮っているってだけでなく、戦闘装備をしているジョン目線に合わせ、映像もそれまでとは違い戦闘装備をし、体感しているような映像に変わり、 違った角度から楽しませると言うメリハリも好感。 (人気ゲームの映画化とか聞きましたが、その為の演出だとしても、前情報ゼロの私には充分楽しめた要素)

今、思い出せる範囲内で引っ掛かる点は、クリーチャー vs 人間 の闘いに差異があって徹底してないなと、あげ足を取る程度の事。 トイレでやられた人のやられ方は幾らなんでもウケ狙い過ぎでしょって思った。トイレの個室に右ー左ーって身体打ち付けられてご臨終なんて…。 柔過ぎってのもあるけど、クリーチャーのそれ迄の手口と違い過ぎだし。 また、日系人は、クリーチャーの一撃で首がもげちゃったのに、 デストロイヤーは殴られても果敢に戦っていただけに、いくらその闘いで弱っていたとしても、致命傷が墜落ってのはちょっと呆気に取られちゃって、 「生きてるのかも。」 と期待を抱いた程でした。

ゴートンは、十字を切ってから強化ガラスみたいなのに頭を打ち付けて亡くなってしまったけど、あれは本当に自殺なのかな? クリーチャーに変身しちゃってたって事は邪心があったって事でしょ?まだ良い心が残ってて、変貌し切っちゃう前に自殺したのか、それとも純粋に獲物目掛けて突進してご臨終なのか…。とか、研修生みたいなまだプロじゃなく慣れてないっぽく、薬で軽くラリってた人が最後、ザ・ロック の「皆殺しにしろ」 と言う命令に対し、倫理を訴え銃殺されてしまう等、何点か尾を引く箇所があったのも良かった。

でもまあ、ハイライトは、カール・アーバンザ・ロック の死闘より、デストロイヤーとクリーチャーの死闘。(しつこい)

6年振り位にシネパトスへ(しかも1人で!)行った甲斐あった!★4 と迷うー!★3.7

06.04.19@シネパトス / 06.05.11 記述

(評価:★3)

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