[コメント] サンシャイン 2057(2007/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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舞台が同じ宇宙ってのと、静かな映画でその静けさが無気味感そそって良い、と言う点で。
『ソラリス』 の、惑星ソラリスに関わってしまった為に…と言う個人に起きた変化と、 本作『サンシャイン2057』 の、太陽が死ぬと言う地球・人類の存続に関わる問題とでは、 ちょっと次元が違うけれど…宇宙が舞台ってゆースケールのでかさでは共通しているし。
どちらも印象的な ”色” があって、スケールのでかい映像は美しく、とても静かで不気味で、でも随所随所で各々の内に秘めた熱いモノとかは伝わってきたし、なんか雰囲気が似ていて、、セットで観たくなりました。 印象的な ”色” ってのは、『ソラリス』 は 「青」 で、本作 『サンシャイン2057』 は 「赤」 で対照的。 (ん〜?そ言えば、「緑」 は共通かな?宇宙に居ると、地に足付けたい欲求から、緑が恋しくなるんでしょうか?)
ただ、まあ、ダニー・ボイル の作品となると、彼の作品だから映画館で観たし、許せるような、彼の作品だからこそがっかり、、のよーな複雑な心境になります。 撮る度に、私の好きだったあの頃の彼じゃないんですものーーーー。でも、まあ、これからも期待し、観続けるんですが。 それだけ初期の作品で、がっしり心を鷲掴みにされたって事ですね。 (余談:2作目でいきなり激しくがっかりされ、うんざりしてしまった監督M・ナイト・シャラマン とは違います。)
真田広之 、すっかり恰幅良くなって、外国の人に引けを取らない堂々たる体躯になって素敵でした。寡黙で存在感ある役でした。なので、演技がどーのこーのは分かりませんが。。英語の上手い下手も、私にはいまいちわからないので。
07.04.17@CINE CITTA' / 07.10.07 記述
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