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[コメント] くたばれ!ハリウッド(2002/米)

前半少し寝てしまったが、寝てしまっても大きな問題でも無い程度の内容だった。「面白い」だけ。 2003年10月18日劇場鑑賞
ねこすけ

正直言って面白いけど映画にする程のものとは思えない。まぁ金をかけたテレビ用作品と言う感じでは無いだろうか?とある本に「実体験をドラマにしても面白くない」とあった。しかし、この映画は十分面白い。この人の人生がそれだけ波乱に満ちているからだ。だが、先が読める。ドキュメンタリーなんだし、とか言われるかもしれないけど、実際にそうなのだ。

だから、前半部分(俺はパラマウントの危機を救って『チャイナタウン』が大ヒットしあ辺りで目が覚めた。それまではちらちらとしか見ていない)を殆ど丸ごと寝ていても、後半は十分に「あぁ、良かったなぁ」と感じられる。

自らの実力で頂上に上り詰め、自らの失態(ドラッグとその関係者)により下まで落ちる。しかし、そこで助けてくれたのは他でもない、今まで付き合ってきた奴らだ。信頼。この人のこの部分にはかなり感動した。こういう仲間が居る人生と言うのは良いんだろうなぁ。

けど、正直面白い映画だったけど、劇場で見る価値があるとは思えない。まぁ、寝てしまった言い訳に過ぎないのかもしれないけど・・・。

それにこの映画が「面白い」だけと言うのは、他人の人生と独り言を延々と聞かされているだけだからだ。俺は70〜80年代に製作された(勿論それ以前も)「名作」と呼ばれている作品はほとんど見ていない。故に、特別「おぉ〜」とも思わなかった(近くからは声が聞こえていたが)。

それに、仮にそういう箇所に感嘆の声を上げたにしても、だから何?程度のモノだろう。この人の人生は波乱に満ちていたのだが、結局映画が言っているのは月並みな「チャンスはなんちゃら」だとかそういうコトばかり。何かを通じて何かを伝えてくれないと、この内容でこれで終わられてもなぁ。それこそテレビの特別プログラム程度のレベルじゃん。

しかしジャック・ニコルソンはいい奴だな。

(評価:★3)

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