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[コメント] レクイエム・フォー・ドリーム(2000/米)

墜ちるところまで墜ちて、崩壊する人々をリアルすぎるほどに描いて僕に恐怖を教えてくださったダーレン・アロノフスキーに感謝。
ねこすけ

最近『DRUG』って言う日本映画を学校の推薦みたいなので見ました。

レクイエム・フォー・ドリーム』は墜ちるとこまで墜ちる人間とそして行き着いた先を描いて恐怖を与えてくれました。だから「ここまで墜ちるからドラッグはよしたほうがいいな」って気になるけど

DRUG』の場合中途半端に墜ちてそこから見事に立ち直れせてます。しかも肝心の主人公はドラッグ漬けになるどこから周りの人間ばかりドラッグ常用者になって自分は「やめて」って言うだけ。これじゃなんだか説得力に欠けますね。

そのうえ、内面の葛藤(?)みたいな苦悩みたいな物がほとんどなくドラッグの表面的な怖さ(幻覚がみえるぞーだけ)だから怖さなど一つも感じず、「別にドラッグくらいええやん」みたいな感覚になってしまうような気もした。

だから墜ちるとこまで墜ちる人間を描いた方がやはりドラッグの怖さを教えてくれている気がする。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)あさのしんじ

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