幽霊にだっていろんな人がいるね。

結局怖いのは幽霊でもサタンでもなく、人間の心に棲む「悪魔」ということです。

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遭難した船が見つかって、そこに幽霊が出るってな話だとは思ってました。 でもそんな単純ではなかった。 なにより圧倒されたと言って過言ではない冒頭の残虐シーン。 どっかで見たことあるようなシーンではあるけど、私自身も乗客と同じように何が起こったかまったくわからない状態。 あれで映画の中に引き込まれました。

なによりすばらしかったのは、冒頭のシーン以上の残虐な描写がしていなかった点。 これでもか、って話が進むにつれて残虐さを増すのならそれはもうホラーではなく、スプラッタ映画になる。 あくまで「ゴースト」にこだわったホラー映画だったと思う。

見せ場もあってソコソコよかったと思います。