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[コメント] プライベート・ライアン(1998/米)

リアルな戦争映画(いろんな意味で)
箸尾人

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







まさかあのスティーブン・スピルバーグがこのようなグロテスクな映画を作るとは思わなかった。

最初の場面から驚かされた。船で上陸しようとしたところに激しい機関銃の掃射・手や足が吹っ飛んでしまった者・撃たれて泣き叫ぶ者、まさに地獄だ。こんなリアルな光景は戦争を体験するようなゲームとはまたひと味違った。というより、戦争を容易に見ていた自分がばかばかしくなった。

最初から驚かされるばかりであったが、ライアンを探すためにここまでやるか?と思った。でも、全員が任務を忠実に果たしていった。自分にははっきり言って全然信じられなかった。

火垂るの墓』は民間人、そしてこの『プライベート・ライアン』は軍人の戦争のことを描いた映画だと思う。

このような映画が戦争のすべてを物語っているのではないが、本当にこの映画をいろいろな意味でリアルに感じた。

(評価:★5)

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