バター・ビーンはさておき、恐いっつーか、ビビるよ。この映画。

人横切っただけで、キュワッヮッヮッヮ（エコー）…って音なるしさ。体がピクッてなっちゃって少し恥ずかしかったぞ。みなさんも仰ってますが、音でビビらせてるね、この映画は。でも結構テンポ良くって、久々に映画観たなって感じがした。

レザーフェイスについて

確かにこんなのがチェーンソー振り回して追っかけてくれば、選択肢は逃げる以外ありませんな。・・・はい、恥ずかしながら、チェーンソーから逃げるシーンではドキドキしてました（笑）。で、残念だったのが、レザー・フェイスにジェイソンみたいな怪力がない事。ま、大人を高い高いできるくらいだからある程度馬鹿力なんだろうけどさ。そんなのボブ・サップでもできんじゃん。チェーンソーなかったら、倒せない相手ではないんじゃないかな。だってメガネ君のタックルでぐらつくんだぜ？ホイス・グレイシー（※１）ならマウント（※２）取れてたろ。あ、最初足切られたヤツがレザーフェイスの肩に担がれている時だって、チョークスリーパー（※３）をかませば落とせた（※４）かもしれんわな。上映中ずっとその事が気になってたぞ。セガ−ルなら間違いなく秒殺してただろうなって。・・・それとデカい図体で素早い動きなのは結構恐かったが、ほとんど無言で襲って行くのはよくない。無言で襲って行くのはノソ〜ッ…っとしているデク系殺人鬼が相場じゃないだろうか。『チャイルド・プレイ』のチャッキーみたいな声で、「ワハハハハ！！」もしくは「ぬおおおぉぉぉぉ！！！」と咆哮しながら襲ってきたらもっと恐かったかもしれない。

（※１）グレイシー柔術を駆使する格闘家。（※２）相手に馬乗りになる事。（※３）後から腕全体で首を絞める技。（※４）失神させる事。

レザーフェイスファミリーについて

おめぇら顔恐えぇよ（笑）。イカレっぷり丸出しじゃねぇか。特にキャンピングカーに住んでいた２人。この映画以外素はどんな顔してんのかとIMDB（サイト）で確認したら、意外と普通でした（そりゃそうだ/笑）。それとあの男の子は『リング』に出てた子なんですね。ホラー顔って事（笑）？・・・それで一番不思議だったのはやっぱ赤ちゃんであろう。レザーフェイスファミリーなのか？それとも本当に誘拐された子なのであろうか？あのラスト、前者ならは人質として。後者なら警察に届ける為にヒロインが助けたという結論に違いない。そこんとこ説明が欲しかった。

ヒロインと愉快な（←マリファナのせい）仲間達について

保安官が死体をサランラップで包んだり、死体の銃をしまったりする時点（しかも素手）でニセモンだって気づけよ。これだからア○公は…っておっとっと（笑）。それとメガネ君。あんな至近距離で保安官に銃向けるよりか、アゴに一発ショートフック→ジャブジャブ→ワンツー（ジャブ＆ストレート）を叩き込めば十分倒せるぞ！とずっと心で叫んでたのだがやってくれなかったね（笑）。それとヒロインが仲間にトドメを刺したのは意外だった。しかも、トドメ刺しといて自分だけ生き残るときたもんだ（笑）。果たしてそれでいいのだろうか（反語）？

オチについて

最初、「５人の犠牲者を出した」みたいな事言ってたから、ドライブのシーンで「ひぃふぅみぃ・・・ってコイツら全員死ぬんじゃねーか！（笑）」と思ってたが、自殺した子をカウントさせてヒロインを生き残らせたってのがイイ（ま、途中から予想できたけど）。っていうか続編ができそうな予感ですね。続編にするなら誰かと戦って欲しいですわ。

▽追記

あ、そうか。レザーフェイスって人間だったっけ。じゃあ、家での筋トレだけじゃある程度の怪力までしか出せないのもうなずける。・・・でも『ハロウィン』シリーズのブギーマンって素手で人間殺せんだよな・・・。アイツ人間じゃなかったっけ？・・・まぁ、深く考えるのはよそう（笑）。

続編「ブギーマンVSレザーフェイス」・・・・・いいかも（笑）。２人とも被りもんしてるし。