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[コメント] ロイヤル・セブンティーン(2003/米)

シンデレラストーリーはどれも一緒なので、出演者が好きか好きでないかを全ての評価にしようかと。
きわ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







本屋でみつけた‘映画の中の衣装‘を取り扱ったイラスト本に、この映画のドレスが載っていたのが鑑賞の動機になりました。ヒロインのダフネ(この名前あんましかわいくない)が意地悪キャラの陰謀であてがわれた酷いドレスを、自分で切っちゃって可愛くカスタマイズするという場面。それが見たいがために。

主演のアマンダ・バインズはあんまり日本でなじみがないけど、アメリカの子供番組のアイドルだそうですね。もっとキャピキャピしてうるさいかと思ったらそれほどでもなかった。薄めの顔も好印象で☆1。こんなベタな中学生映画に意外とがっつり出ているぞコリン・ファース。☆1。そしてヒロインの恋人役。この手のアイドル映画のヒーローにある「日本人の目から見たらどこがカッコ良いのかわからない」という点もクリア。黒髪で顔立ちもどこか親近感を感じるぞ。バンドマンだし。(これは完全に自分の趣味)☆1。彼は劇中のバンドシーンも吹き替えなしでやってるらしいですね。萌え☆プラス1。合計☆4でした。

ただヒロインが街に出て遊びに行くところが、かならず川沿いのインド市場(すんませんなんていう場所だか正式名わかりません)みたいなところっていうのがワンパターン。ロンドンなんだから他にも沢山あるでしょ、面白そうなところ。

アメリカにはこの手のシンデレラストーリーが山ほどある。「ダサい子→イケてる子」、「一般人→どっかのお姫様・お嬢様」、「非・一般人→普通の女の子」などがその王道パターンになると思うんですが、これは二番目の「身分ステップアップバージョン」。思えばオードリー・ヘップバーンはこれらを全部やってるんですね。(『パリの恋人』『麗しのサブリナ』『ローマの休日』etc)半世紀前からこの手の映画を作り続けてるハリウッド。女の子の変身願望って永遠ですね。(06/10/26 DVD)

(評価:★4)

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