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[コメント] ぼくのエリ 200歳の少女(2008/スウェーデン)

中世的な二人に見始めは違和感。見終えたときには納得。キャスティングの妙。
らーふる当番

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







エリの登場に唖然となる。正直、かわいくない。タイトルからも普通の人間ではないのはわかりきってるのだが、とても主人公に思える容姿には思えなかった。

これがヴァンパイアなのだから尚更だ。勝手なイメージで、ヴァンパイアと言えば金髪で色白。正反対だった。よほど、オスカーの方が納得いく。

が話が進むにつれ、違和感どころか引き込まれる。普通の少年ではないオスカー。ゲイの父親の存在が、これまた違和感なくさせる。エリについては最後までかわいいとは感じないけど、それでも愛しくなる悲しさが伝わってくる。200歳なんだろうなという重みも感じる演技だった。

まさに運命の出会いなんだろうなと、先の事など考えたくもなく見終えた。

(評価:★4)

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