TVで放送されていた前編を観てしまったばっかりに、公開初日に観に行くハメに。まんまとTV局の思惑にはまってます。

最初のほうこそ、日曜の朝にやっている特撮ヒーローもの（？）のような安っぽさがあったものの、後半の駆け引きには息を呑むばかり。 死んだと思われていたLが生きていたシーンは、思わず小躍りしそうになってしまいました。単純ですが好きなんです、こういうの。

そしてラスト、父である夜神総一郎が月＜ライト＞の裁きを「独りよがり」と言い放ったシーンは、ただただうなずくばかり。月＜ライト＞の言い分にこれっぽっちも同意できなかった自分としては、言いたいことを代わりに言ってもらった気持ちでした。

後日、原作を大人買いし、今度は出版社の思惑にはまってしまった私なのですが、原作は原作で筋立てが異なっており、楽しめました。ただ、原作は連載の都合か、後半に少し蛇足感があったので、そこは上手くまとめた映画版のほうが上かと。それにしても、原作より面白い映画というのも珍しい。