そもそもエイリアンというのは何がよかったのだろうか？エイリアンのデザインや設定もそうだが、何よりもよかったのはシガニー・ウィーバーのエロさだろう。

歳をとった今でも、尚美人なシガニー・ウィーバー(誰が何といおうとあれは美人だ)の若いころである当時、29である。女として全盛期を迎えた時期にアレ、あの色気である。目つきが鋭く、常に薄着でどこか迷いのこもった表情をしている。

もうまさしく、いい女だ。

この映画におけるリプリーポジションの女性だが、どう考えても老けたビッキー・ゲレロにしかみえない。薄着になってエロを出そうとするが全く興奮できない。エロティシズムを感じない。ナニがたたない。っていうかエイリアンに襲われてるところをみたいとおもわない。っていうかぶっちゃけブスだ。

どっちかっていうとシャーリーズ・セロンのほうがエイリアンに襲われてるところをみてみたい。だってさーあの高飛車で実はエッチ好きなビッチの設定じゃん。偉そうじゃん。痛い目にあってるところみたくなるのが男の本能でしょ。

ぶっちゃけ、こういう俗悪なSF映画に一番大事なのはエロティシズムであり優れたストーリーテーリングやセンスオブワンダーではない。

かつてワンダーウーマンがアメリカンコミックであそこまで有名キャラになってるのもはっきり言って「ワンダーウーマンが毎回縛られてる」というエロがあったからである。日本のアニメが売れたのも海外アニメではなかなかお目にかかれない直接的なエロシーンや暴力シーンがあったからである。もっといえばキング・コングがあそこまで名作になったのはフェイ・レイの色気があったからである。

この映画には暴力はあふれているが、エロが足りない。っていうか暴力シーンの数々やフランケンシュタイン対バラゴンのラストのような巨人vsタコ怪獣ごっこもいろんなエイリアンシリーズで様々な残酷描写をみてきた俺にとって見飽きたものだったのでそれさえイマイチにさえ感じた。

エロと暴力、それこそ見世物小屋の原動力である。続編ではもっと色のある女性が襲われるシーンを期待してるぞ！リドスコ！