このての映画はテロをする側のキャラのほうが魅力的なのでそっちに感情移入してしまうもの。そしてこのての映画ではテロは防がれるものと決まっているので、どうせ失敗するんやろと醒めた目で見てしまう。

でもこの映画は違う。ブルース・ダーンとマルト・ケラーもなかなか良いが、でもロバート・ショウのほうがいい。しかもアメリカ人ではないところもいい。失敗するに決まってる側に全力で感情移入しなくていいから緊張感が持続するのだ。